その赤い腫れを放置するな!命に関わるダニ被害と正しい受診目安

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かつては西日本の山間部を中心とした局地的な問題と捉えられていたダニ媒介感染症だが、その地理的境界線は急速に崩れつつある。厚生労働省および国立感染症研究所が公表している疫学調査データによれば、SFTSや日本紅斑熱の報告例は東日本や都市近郊の緑地帯へと着実に拡大している。

気候変動に伴う平均気温の上昇が媒介ダニの活動期間を長期化させ、野生動物の行動圏拡大が病原体を運ぶベクターとなっている実態が浮き彫りになった。さらに、屋外で活動する飼い犬や飼い猫を介して人間が感染する「伴侶動物からの直接感染」も相次いで確認されている。もはや登山家や農作業従事者だけの特殊なリスクではなく、近所の公園を散歩する一般市民にとっても身近な脅威となっているのが現状だ。

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