【2026年最新追跡】「リトル・ペブル」現在の姿とは? 姿を変えたカルト宗教の潜伏とネット時代の新たな勧誘手法
聖チャルベル修道会、通称「リトル・ペブル」は、自らを「聖母マリアからの直接の啓示を受けた預言者」と称するオーストラリア人、ウィリアム・カム(William Kamm)氏によって1980年代前半に設立された。カム氏は自身を「リトル・ペブル(小さな小石)」と呼び、世界終末の接近と、自らがローマ教皇に代わる新たな指導者になると主張。カトリックの伝統的なシンボルや儀式を模しながらも、従来のカトリック教義とは決定的に異なる独自の終末論を展開した。
この教団が日本に上陸したのは1980年代後半のことだ。東洋の地において「聖母の出現」を謳う刺激的なメッセージは、伝統的宗教から離脱した一部の信徒や、世紀末の不安を抱える人々の心を捉えた。しかし、その活動は設立当初からローマ・カトリック本庁および日本国内の各教区から厳しい注視を受けることになる。