永田町を揺るがす国会法の深層と議会改革をめぐる権力闘争の行方
本会議が可決のセレモニーであるとすれば、実質的な政策の鍔迫り合いが行われる主戦場は常任委員会だ。予算委員会、内閣委員会、法務委員会――。法案の修正や徹底追及が行われるこの密室的な空間に、今や国民の視線がダイレクトに注がれている。
衆議院インターネット審議中継のアクセス数は跳ね上がった。質疑席に立つ議員の表情、官僚の差し出すペーパー、委員長の不自然な時計のチラ見。かつては記者クラブの特権だった議場の生々しい息遣いが、リアルタイムで拡散される。野党が委員長ポストを握る委員会が増えたことで、審議のストップや証人喚問の要求が現実味を帯び、与党幹事長室には緊張が走る。
委員会の可決なしに本会議への上程は原則として叶わない。常任委員会を舞台にした攻防は、単なる法案審議を超えた、政権の持久力を試す消耗戦の様相を呈している。