シクラメンの花が終わったら?来年も咲かせる夏越しと手入れの極意
厳しい夏を乗り越え、朝晩の気温が下がり始める8月下旬から9月中旬は、シクラメンの植え替え時期と方法を実践するベストタイミングです。休眠株も非休眠株も、この時期に新しい土へ更新することで、秋冬の爆発的な開花を後押しします。
植え替えの手順は以下のステップで進めます。
- 根鉢の整理:鉢から株を優しく抜き取ります。休眠株の場合は古い土をすべて落とし、黒ずんで枯れた細根を清潔なハサミで整理します。非休眠株は根をあまり崩さず、周囲の土を軽く落とす程度に留めます。
- 水はけ抜群の土を用意:市販の「山野草の土」や「シクラメン専用培養土」、あるいは赤玉土(小粒)5:腐葉土3:パーライト2などの水はけを最優先した配合土を使用します。
- 浅植えが絶対条件:シクラメン栽培で最も重要な鉄則が、「球根の頭頂部(上部3分の1〜半分)を土の上に出して植え付ける」ことです。球根を完全に土へ埋めてしまうと、水やり時に芽や花芽が蒸れて腐ってしまいます。
休眠させていた株は、植え替え後にたっぷりと水を与えて日陰で管理すると、約2〜3週間で球根から新しい赤紫色の新芽が顔を覗かせます。新芽が動き出したら徐々に日光へ当て、薄い液肥を再開して冬の開花へ向けた体力を養います。