Gleeの名曲ドントストップビリーヴィン誕生秘話とキャストの現在
1981年にリリースされたジャーニー(Journey)のオリジナル版「Don't Stop Believin'」は、スティーヴ・ペリーの突き抜けるようなハイトーンボーカルとニール・ショーンの叙情的なギターリフが特徴の、王道スタジアム・ロックの金字塔です。対して『glee』版のアレンジを手掛けた音楽プロデューサーのアダム・アンダースは、この名曲を男女のデュエットと重厚なクワイア(合唱)を軸にした現代的なポップ・アンセムへと再構築しました。
特に絶賛を浴びたのが、ブロードウェイ出身であるリア・ミシェルの歌唱力です。彼女の放つ正確無比なピッチとダイナミックな声量、そして感情をダイレクトに伝える表現力は、原曲の持つエモーショナルな熱量をさらにブーストさせました。ジャーニーのキーボード奏者であり原曲の共作者であるジョナサン・ケインも、このカバーを「楽曲の新たな魂を引き出した」と高く評価しています。
さらに、メルセデス役のアンバー・ライリーが後半に繰り出す圧倒的なゴスペル・ベルティングと、カート役のクリス・コーファーによるカウンターテナーの高音が重なり合うことで、原曲のロックテイストを損なうことなく、多様な声の個性が調和する奇跡のサウンドを生み出しました。