継ぎ目なき美と耐久性!レジン床が変える現代インテリア最前線
レジン系床材を検討する上で避けて通れないのが、「どの樹脂を選ぶか」という技術的アプローチだ。主剤と硬化剤の化学反応によって硬化する樹脂は、大きくエポキシ系とポリウレタン系に大別される。
エポキシは非常に硬く、圧縮強度と耐薬品性に長けているため、重荷重がかかる店舗やガレージに最適だ。一方、ポリウレタンはクラック追従性が高く、温度変化による下地の伸縮にも柔軟に対応できる。スイスに本社を置くSikaや、ドイツの化学大手BASFといったグローバルメーカーは、これら両者の長所を組み合わせた環境対応型ハイブリッド樹脂の開発にしのぎを削っている。
国内市場においても、日本塗料工業会が定める厳格な室内環境・VOC(揮発性有機化合物)放散基準をクリアした低臭気・低毒性プロダクトが普及し、住環境での安全性が大幅に向上した。施工後の室内環境に対する懸念は、今日の最新材料においては過去の課題となりつつある。