和田峠「黒耀の水」はなぜ腐らない?極上湧水の秘密と成分・効能を検証
八ヶ岳中信高原国定公園の北西部に位置する和田峠一帯は、日本有数の黒耀石原産地として知られています。旧石器時代から縄文時代にかけて矢じりなどの石器素材として全国へ運ばれたこの地は、地質学的にも極めて特殊な黒耀石の大鉱床です。
この標高約1,500メートルの山嶺に降った雨や雪解け水が、数億個とも言われる天然ガラス質の黒耀石層を気の遠くなるような時間をかけて浸透し、山麓へと湧き出した恵みこそが「黒耀の水」です。長野県長和町が誇るこの湧水は、一般的な花崗岩や玄武岩の地層を通るミネラルウォーターとは一線を画す純度を備えており、2026年の名水・湧水ランキングでも常にトップクラスの支持を獲得しています。