街角の回転肉だけじゃない!ケバブの奥深い伝統と驚きの真実
「ケバブ」という単語自体、アラビア語やペルシャ語で「焼く」「炒める」を意味する言葉に由来する。日本で一般的にイメージされる、垂直の串に刺した肉を削ぎ落とすスタイルはドネルケバブと呼ばれる。トルコ語で「ドネル」は「回転する」を意味し、積み重ねた肉を回転させながら表面を香ばしく焼き上げる合理的な調理法だ。
一方で、肉や野菜を個別の串に刺して直火でじっくりと炙るのがシシケバブである。「シシ」とは「串」を意味し、子羊肉や牛肉、鶏肉が香辛料の豊かな風味とともに提供される。両者は一見すると対照的だが、火の通りを均一にし、肉の持つ旨味を最大限に引き出すという本質において、同じ歴史の根拠を共有している。