政界揺るがす特ダネ連発の謎 共産党機関紙「赤旗」の実態と凄み
従来の戸別配達網の維持が困難になる中、急速に利用者を伸ばしているのが「しんぶん赤旗電子版」だ。スマートフォンやタブレット、PCから手軽に紙面レイアウトやテキスト記事を閲覧できる環境が整い、若い世代や無党派層の利用が広がっている。
購読の手続きはオンライン上で完結し、日刊紙・日曜版ともにクレジットカード決済による即時閲覧が可能だ。かつてのように「党員が自宅まで集金や配達に来る」という心理的ハードルを感じていた層にとって、電子版の登場は赤旗の取材力に純粋にアクセスできる画期的な選択肢となった。
特に地方議会の動向を追う研究者や、一次資料としての政治情報を求めるジャーナリスト志望者、他メディアのデスク層による電子版の購読率は高い。紙の配布ネットワークが細る時代において、デジタル購読の成否がこの独自のメディアの将来を左右することは間違いない。