職人握りから大手チェーンまで!寿司食べ放題の損得を徹底解剖
取材班が都内近郊の激戦区を洗い出した結果、明らかな事実が浮かび上がった。価格設定の境界線となる4,000円から6,000円前後のコースにおいて、原価率が群を抜いて高いのは「ウニ」「イクラ」「本マグロの中トロ」の3種である。これらを起点に組み立てるのが、損をしないための鉄則だ。
一方で、シャリの温度管理や酢の配合に一切妥協しない優良店は、原価の高い貝類や旬の白身魚を惜しげもなく投入している。赤酢をきかせた本格派の仕込みを施す店ほど、滞在時間60分から90分の枠内で驚くべきコストパフォーマンスを叩き出す。空腹の勢いに任せて序盤に巻き物や揚げ物を注文するのは悪手だ。舌の感覚が冴えている最初の15分で、原価率50%を超える主役級のネタを確実に押さえることが勝敗を分ける。