昭和の親衛隊が遺した狂気と美学!推し活の原点を独自取材で暴く
現在、昭和アイドル歌謡は単なる懐メロの枠を飛び越え、世界的なサブカルチャーとして再評価の波に乗っている。NetflixやU-NEXTといった動画配信サービスを通じて当時のアーカイブ映像やライブフィルムが手軽に視聴できるようになり、Z世代を中心とする若いリスナーがその熱狂に魅了されている。
洗練されたシティポップとは対照的に、昭和アイドルのステージには剝き出しの人間味とダイナミズムが満ちている。生演奏のオーケストラをバックに歌い上げるアイドルと、喉が千切れんばかりに叫ぶ親衛隊。デジタル処理されていない生の迫力が、過剰に整えられた現代のポップミュージックに物足りなさを感じる若者の耳を捉えて離さない。
SNS上では、当時のコールを完璧に再現した動画や、色鮮やかな刺繍が施されたヴィンテージの親衛隊特攻服・法被をアートピースとして収集する動きも見られる。かつてスタジオの片隅で叫んでいた彼らの情熱は、半世紀近い時を経て、カルチャー遺産としての輝きを放ち始めている。