戦隊を米覇権へ導いたサバンの正体!巨額買収とハリウッドの裏側

戦隊を米覇権へ導いたサバンの正体!巨額買収とハリウッドの裏側を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

サバンの運命を決定づけたのは、東京のホテルのテレビ画面に映し出された日本のテレビ番組だった。東映株式会社が制作していた『恐竜戦隊ジュウレンジャー』をはじめとするスーパー戦隊シリーズである。カラフルなスーツを着た戦士たちが巨大ロボットで怪獣と戦うビジュアルに、ハイム・サバンは直感的な確信を抱いた。「これはアメリカでも爆発的な金脈になる」。

持ち前の執念で東映株式会社から海外向け翻案権を獲得したサバンは、驚くべきハイブリッド手法を考案する。特撮・スーパーヒーローのアクションシーンや巨大ロボ戦は日本のオリジナル映像をそのまま流用し、ドラマパートのみを米国の若手俳優で新規撮影・再編集するというウルトラCだ。1993年、フォックス・キッズで放送が始まった『パワーレンジャー(Mighty Morphin Power Rangers)』は全米で社会現象を巻き起こし、玩具の棚は空になり、サバン・エンターテイメントは一躍、世界最強のキッズIPホルダーへと登り詰めた。

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