伝説の2008年日本シリーズ!西武Vs巨人激闘の深層と勝敗の分水嶺

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頂上決戦のクライマックスとなった第7戦(スコア:西武 3 - 2 巨人)は、わずか一つのプレー、一つの判断が雌雄を決する極限の心理戦でした。

1点を追う西武は8回表、巨人の勝利の方程式「風神雷神」の一角である越智大祐投手を攻め立てます。先頭の1番・片岡易之選手が死球で出塁。この瞬間、東京ドームの空気が一変しました。片岡選手は続く栗山巧選手の打席で初球から走り、完璧なスタートで二盗に成功します。

栗山選手の犠打で1死三塁となった後、3番・中島裕之選手の打球は三塁手へのゴロ。前進守備の巨人は本塁突入を警戒していましたが、三塁走者の片岡選手は迷うことなく本塁へスタートを切りました。巨人の名手・小笠原道大選手が捕球し本塁へ送球するも、片岡選手の抜群のスタートとトップスピードのスライディングが勝り、間一髪セーフ(同点)となります。

さらに動揺を隠せない巨人バッテリーに対し、2死二塁から打席に立ったのがベテランの平尾博嗣選手でした。越智投手が投じた外角低めの球を鮮やかにセンター前へ弾き返す起死回生の勝ち越しタイムリーヒット。足でプレッシャーをかけ、一瞬の隙を突いて決勝点をもぎ取ったこの8回の攻防こそ、2008年シリーズ最大のハイライトです。

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