銀座の気品を守るCafe Westの裏側|独占取材が明かす美学

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1947年、終戦直後まもない東京・銀座で産声を上げた株式会社洋菓子舗ウエスト。当初はレストランとしてスタートしたものの、都の条例変更に伴い製菓喫茶へと舵を切った。これが今日まで続く伝説の幕開けとなる。店頭に並ぶリーフパイやドライケーキは、単なるお菓子ではなく、日本の西洋菓子文化そのものを形作ってきた逸品だ。

銀座ウエストの名を不動のものにしたのは、人工の着香料や色素を極力排除し、素材本来の風味を愚直なまでに追求する姿勢にある。大量生産が主流となった現在においても、職人によるハンドメイドの工程が数多く残されている点には驚かされる。飲食・製菓業界において、伝統を守り抜くことの難しさと価値を、その一粒のクッキーが静かに物語っている。

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