笑点司会者はなぜ交代したのか?立川談志から昇太へ至る歴代の真実
番組が国民的長寿番組へと昇華した最大の要因は、五代目三遊亭圓楽の包容力と、桂歌丸の鋭利なツッコミによる絶妙な均衡にあった。圓楽は回答者を家族のように包み込み、日曜夕方にふさわしい安心感を確立。座布団のやり取りを巡るドラマを定着させた。
その圓楽から司会を引き継いだ桂歌丸は、自らも回答者として培った抜群の間合いで番組を統率した。慢性閉塞性肺疾患などの病魔と闘いながらも、酸素吸入器を舞台裏に置き、弱音一つ吐かずにセンター席に座り続けた歌丸の姿は、芸人の矜持として視聴者の胸を打ち続けた。