倍増した島々の真実!日本の島一覧と激変する海のフロンティア
1万4千を超える島々の中で、実際に人々が日々の営みを続けている有人島は400島強にすぎない。残りの97パーセント以上は、人の気配のない無人島だ。この極端なコントラストこそが、日本という海洋国家が直面している現場のリアルである。
公益財団法人日本離島センターなどの支援組織が警鐘を鳴らすように、有人離島では急速な過疎化と高齢化が進んでいる。航路の維持、医療インフラの確保、教育環境の整備など、離島振興法に基づいた手厚い施策が講じられているものの、人口減少の波は容赦がない。島を守る人間が消えれば、それは単に集落が消滅するだけでなく、広大な排他的経済水域(EEZ)の監視機能や国境管理の脆弱化に直結する。島に人が住み続けること自体が、極めて重要な安全保障なのである。