雅子さまが歩まれた「適応障害」公表から20余年――激変する令和の公務と現代日本が学んだ「心への寄り添い」【2026年特別報道】
この長きにわたる療養生活において、何よりの支えとなったのは天皇陛下の揺るぎないお姿勢だった。「雅子のキャリアや、それに伴った雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」――皇太子時代のあの衝撃的な発言は、妻を守り抜くという強い決意のあらわれだった。
令和の時代を迎えて以降、即位関連の儀式や国際親善の場で見せた雅子さまの姿は、多くの国民に深い感動を与えた。体調を考慮しながら無理のない日程を組み、互いにアイコンタクトを交わしながら公務をこなされる姿。そこには、無理に完璧を求めず、お互いの歩調を尊重し合うという、新しい時代の夫婦のあり方が凝縮されていた。