世界唯一の目黒寄生虫館を徹底解剖!8・8Mの衝撃と知られざる謎
展示室の2階に上がると、誰もが息を呑む象徴的な展示が現れる。ガラスケースの中にまっすぐ垂れ下がる巨大なリボン状の物体、全長8.8メートルに及ぶ「日本海裂頭条虫」だ。サクラマスを生食した男性の腸内に寄生していたというこの条虫は、今なお来館者に強烈な衝撃を与え続けている。すぐ横には実物と同じ長さのリボンが用意されており、自分の身長と比べながら「これが体内にいたのか」と戦慄する見学者の姿が絶えない。
現在、知的好奇心を満たすカルチャースポットとして国内外から熱視線を浴びており、週末の午後には入館待ちの列ができることも珍しくない。快適に鑑賞するための混雑回避策は極めてシンプルだ。狙い目は平日の開館直後(10時〜11時)もしくは雨の日の夕方。特に平日の午前中は、標本の一つひとつをじっくりと観察できる贅沢な時間を確保できる。
見学を終えた後に立ち寄りたいのが、1階のミュージアムショップだ。実物の寄生虫標本を封入した透明樹脂のストラップや、緻密なスケッチがプリントされたオリジナルTシャツ、トートバッグなど、ここでしか手に入らない限定グッズが所狭しと並ぶ。単なるお土産にとどまらない学術的なデザイン性の高さが受けており、完売と再入荷を繰り返す人気ぶりを見せている。