乳酸菌でカルシウム吸収率が激変?骨と腸を救う相乗効果の真相
多忙で食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントの活用が最短ルートになる。しかし、配合成分や飲むタイミングを誤ると、その価値は半減してしまう。押さえるべきチェックポイントを整理した。
サプリメントを選ぶ際は、単にカルシウムと乳酸菌が入っているだけでなく、「ビタミンD」と「マグネシウム」が黄金比(カルシウム:マグネシウム=2:1)で配合されているかを必ず確認したい。ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促進するホルモン様物質であり、マグネシウムは骨への定着をコントロールする必須ミネラルだ。乳酸菌の種類としては、胃酸に負けずに生きて届く有胞子性乳酸菌や、微粒子化された殺菌乳酸菌(EC-12株など)が高密度配合された製品が評価を高めている。
そして最も差がつくのが摂取タイミングだ。カルシウムの吸収率が最も高まり、骨の再形成が活発になるのは「夜間」である。さらに、胃酸が薄まる食後の方が成分が胃を通過しやすい。したがって、ベストなタイミングは「夕食後から就寝の1〜2時間前」。胃腸が落ち着いた状態で夜間の骨代謝に備えることで、翌朝へのリカバリーと骨密度の底上げを効率的に狙うことができる。