熱中症の影に潜む脳梗塞の恐怖!脱水が招く血栓と命を守る見分け方
目の前の人が熱中症のような症状で倒れた際、どのような状態であれば救急車を呼ぶべきなのか、現場での判断基準を頭に入れておく必要があります。
【即座に119番通報すべき危険な兆候】
- 呼びかけに対する返答がおかしい、または意識がない
- FASTチェックで顔、腕、言葉に異常がみられる
- 自力でペットボトルのキャップを開けられない、水を自力で飲めない
- 激しい頭痛や嘔吐を伴い、立ち上がることができない
救急車が到着するまでの応急処置にも注意が必要です。意識が混濁している人や片麻痺が出ている人に、無理やり水分を飲ませてはなりません。嚥下機能が低下しているため、水が気道に入り誤嚥性肺炎や窒息を引き起こす致命的な二次災害につながります。
意識がはっきりしない場合は、首筋や脇の下、足の付け根を濡れタオルや保冷剤で冷やして体温を下げつつ、嘔吐物が気道を塞がないよう横向きに寝かせる「回復体位」を取り、救急隊の到着を待つのが鉄則です。