カミ商事と大王製紙の真実|エルモアとエリエールの違いと対立の歴史
日本の家庭紙市場において、両社はどのような立ち位置にあるのでしょうか。家庭紙業界のシェア比較を見ると、大王製紙は日本製紙クレシアや王子ネピアと並ぶトップグループに君臨し、特にティッシュペーパー分野ではエリエールが首位争いの常連となっています。
一方のカミ商事も、エルモアブランドを軸に中堅・上位ポジションを長年維持しており、ドラッグストアやホームセンターでの高い価格競争力を誇ります。
特筆すべきは、両社が拠点を置く愛媛県四国中央市の産業集積です。旧伊予三島市と川之江市が合併して誕生した四国中央市は、紙・紙加工品の製造品出荷額等で長年にわたり全国第1位を誇る「日本一の紙のまち」です。市内には大王製紙の巨大工場群やカミ商事の本社だけでなく、ユニ・チャームや丸住製紙といった有力製紙メーカー・関連企業が密集しており、切磋琢磨しながら日本の紙産業を支えています。