「らき☆すた」泉こなたの再評価と裏話!声優・平野綾が語る伝説
泉こなたというキャラクターを伝説たらしめた決定的な要因、それは声優・平野綾の卓越した演技力に他ならない。当時、他作品でシリアスなヒロインを演じて注目を集めていた彼女が、低音のダウナーボイスで早口なオタクトークを繰り出すギャップは、業界内に大きな衝撃を与えた。
制作現場からの秘話として今も語り継がれるのが、アフレコ時の圧倒的なセリフ量とテンポ感だ。アニメやゲームのパロディネタが凝縮されたセリフ回しは、間(ま)の取り方が命。平野綾は膨大なパロディの元ネタを完璧に咀嚼し、キャラクターの「中の人」としてのリアルな空気感をアドリブ交じりで表現してみせた。オープニング主題歌『持ってけ!セーラーふく』における中毒性の高いボーカルアプローチもまた、彼女の非凡な表現力の賜物といえる。