ペンギンの肉はまずい?魚臭い噂の真相と南極探検隊の生々しい食レポ

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探検隊の非常食というイメージが強いペンギンですが、歴史を遡ると特定の地域や時代において、日常的な食文化や商業利用の対象とされていた時期がありました。

大航海時代から19世紀にかけて、南大西洋や亜南極圏を航行する捕鯨船やアザラシ猟船の船乗りたちは、手近に生息するペンギンを捕らえて生肉を塩漬けにして保存食としました。南米のパタゴニア沿岸やフエゴ島周辺に暮らしていた先住民族ヤーガン族なども、自然の恵みとしてペンギンを狩猟していた歴史があります。

19世紀後半から20世紀初頭には、フォークランド諸島やマッコーリー島などで、ペンギンの分厚い脂肪から採れる油(ペンギン油)を目的とした大規模な商業的乱獲が行われました。巨大な釜で数万羽単位のペンギンが茹で上げられ、副産物として肉が消費されることもありましたが、工業化に伴う乱獲は生息数に壊滅的な打撃を与えることとなりました。

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