なぜ惨事は起きる?落とし穴死亡事故の盲点と重過失致死罪の真相
相次ぐ危険行為に対し、各省庁も警戒を強めている。海岸や河川敷の管理を担当する国土交通省は、公共の場所での無許可の掘削行為に対し、河川法や海岸法に基づく指導を実施している。砂浜の掘削は、波による崩落や第三者の転落事故を引き起こす恐れがあるため厳重に禁止されている区域が多い。
消費者庁もまた、レジャーシーズンにおいて危険な遊戯や自作の仕掛けによる事故への注意喚起を行っている。特に子供や若者が集まる場での無謀な罠の設置は、重大な身体的被害をもたらす危険有害行為として啓発活動が続けられている。
さらに警察庁は、公共の場所に放置された穴や危険物に対し、軽犯罪法違反や工作物責任を視野に入れた取締りを強化している。悪質な場合には、実際に事故が起きる前であっても警察による直接的な指導や摘発の対象となるケースがある。