モルタルとセメントの決定的な違い!Diy補修で失敗しない選び方
セメントという接着剤に何を混ぜ合わせるかによって、素材は全く別の顔を見せる。分かれ道となるのが「骨材」の粒の大きさだ。
セメントに水と砂(細骨材)を混ぜ合わせたものが「モルタル」である。砂の粒が細かいため、ペースト状で伸びが良く、滑らかな表面を作ることができる。レンガの目地や外壁の化粧仕上げ、下地の不陸調整などに重宝される理由は、この扱いやすさと密着性にある。
一方、セメントと水、砂に加えて「砂利(粗骨材)」まで豪快に練り込んだものが「コンクリート」だ。大きな骨材が骨組みの役割を果たし、圧倒的な圧縮強度を生み出す。ビルの柱や橋脚、道路の舗装など、巨大な荷重を支える場面ではコンクリートの一強となる。骨材のサイズひとつで、耐荷重性能と作業性は劇的に変化するのだ。