天日干しは逆効果?布団のダニを死滅させる新常識をプロが解説
ダニ対策の専門家であり、環境アレルゲンの調査・研究を手がける白井秀治氏は、単にダニを殺すだけではアレルギー予防として不完全であると警鐘を鳴らす。「熱を加えてダニを死滅させることは第一歩に過ぎず、その後に残された死骸や糞を徹底的に取り除かなければ、アレルゲン濃度は高いまま維持されてしまう」と氏は指摘する。
ダニの糞や死骸に含まれるタンパク質は極めて微小で、寝返りを打つたびに呼吸器へと侵入する。つまり、効果的な寝具ケアは「高熱による死滅」と「高効率フィルター付き掃除機による吸引除去」という二段構えの工程を踏むことで初めて成立する。どちらか一方を欠いても、クリーンな睡眠環境を取り戻すことはできない。