上島竜兵さん急逝の真実と最後の姿、有吉弘行ら盟友が語る素顔
上島さんを語る上で外せないのが、彼を慕う後輩芸人たちが集った「竜兵会」の絆だ。とりわけ、どん底の不遇時代に手を差し伸べられ、公私ともに支えられ続けた有吉弘行にとって、上島さんは単なる事務所の先輩を超えた大恩人だった。訃報後のラジオ生放送で、有吉は涙声で言葉を詰まらせながら、師への尽きない感謝と悔しさを吐露した。「あの人がいなかったら今の自分はいない」という魂の叫びは、多くのリスナーの胸を打った。
威張ることを極端に嫌い、後輩にいじられては嬉しそうに照れ笑いを浮かべる。それが上島さんの流儀だった。劇団ひとりや土田晃之をはじめとする竜兵会の面々も、悲痛な思いを抱えながら、彼がいかに寂しがり屋で情に厚い人間だったかを語り継いでいる。損得勘定なしに後輩を愛し、ただ旨い酒を酌み交わして笑い合いたい。その純真無垢な人柄こそが、多くの人々を惹きつけてやまなかった最大の理由である。