金子賢の現在と衝撃の転身劇!肉体改造のカリスマが拓く新境地
1996年、北野武監督の映画『キッズ・リターン』で鮮烈な主演デビューを飾った金子賢。あの刹那的で、危うさと純粋さが同居した不良少年の姿は、瞬く間に日本中の観客の脳裏に焼き付いた。映画賞の新人賞を総なめにし、日本の芸能界におけるスターダムへ一直線に駆け上がった当時の熱狂は、今振り返っても異様だったと言える。
その後も大ヒットドラマ『ごくせん』などで強烈な存在感を示し、人気俳優としての地位を確固たるものにしていった。しかし、本人の胸の内にあったのは、用意されたレールの上をただ走ることへの違和感だったのかもしれない。型にはめられた役者像を自ら打ち壊すかのように、彼は周囲の制止を振り切って未知の領域へと舵を切る。