豪首相の決断がインド太平洋の勢力図を変える:安全保障と資源外交で挑む日豪「新時代」の激震
外交やデジタル政策で攻勢を強める一方、足元の内政には暗雲が垂れ込めている。依然として市民の生活を圧迫するインフレ、そして主要都市で深刻化する住宅価格の高騰だ。
若年層や低所得者層の不満は高まりを見せており、野党からの追及も苛烈さを増している。移民政策の見直しや住宅供給策の連発で火消しを図るものの、有権者の視線は冷ややかだ。国際舞台での威厳と、国内の世論調査が突きつける厳しい現実。この二つの挟み撃ちのなかで、いかに解を見出すかが政権存続の条件となる。