宮崎あおい『純情きらり』涙の結末と秘話|20年愛される朝ドラの真相
朝ドラファンの間で今も語り草となっているのが、最終週の展開です。ここからは純情きらりの結末ネタバレを含みますが、その真相にはヒロインの生きた証が凝縮されています。
戦後、奇跡的に生還した達彦とようやく結婚し、念願だった東京音楽学校への進学準備を進めていた桜子。しかし、妊娠とほぼ同時に当時不治の病と恐れられていた結核を発病してしまいます。医師からは中絶を勧められますが、桜子は自らの命を削ってでも我が子を産み落とす道を選びました。
無事に男児・輝一を出産したものの、病状は悪化。隔離された病床の桜子のもとに、達彦がラジオの生放送で自作のピアノ曲を届けるラストシーンが訪れます。ラジオから流れる切なくも力強いピアノの旋律を聴きながら、桜子は静かに息を引き取りました。ヒロインの死という悲劇的な幕切れでありながら、自らの意志で夢と愛を貫き、新しい命へとバトンを繋いだ彼女の生涯は、絶望ではなく温かい感動と生きる希望を視聴者に残したのです。