チュニジアの赤いクスクス!モロッコとの違いと本場レシピを徹底解剖
本場のチュニジアクスクスレシピを語る上で欠かせないのが、クスクシエ(Couscoussier)と呼ばれる上下2段に分かれた専用の蒸し器です。
下段の鍋で肉や野菜をスパイスとともにコトコト煮込み、その立ち上る蒸気を利用して、底に無数の穴が開いた上段の鍋でクスクスの粒をふっくらと蒸し上げます。蒸気自体に食材のエキスとスパイスの香りが含まれているため、粒に豊かな風味が移っていきます。
料理の骨格を作るチュニジア料理のハリッサの使い方は、煮込みの初期段階でオリーブオイルと一緒にじっくり炒めて香りを引き出すのが基本です。定番の具材には以下のような力強い素材が選ばれます。
【チュニジアクスクスの定番具材】
・肉類:骨付き羊肉(ラム・マトン)、骨付き鶏肉、牛肉
・野菜:ひよこ豆、にんじん、かぼちゃ、ズッキーニ、キャベツ、カブ
・アクセント:素揚げした青唐辛子(仕上げに添えるのが定番)
忙しい日の救世主!フライパンやボウルで作る簡単な戻し方
「専用の蒸し器がない」「平日の夜に手早く作りたい」という場合でも、市販のインスタントクスクスを使えば驚くほど簡単に仕上がります。
耐熱ボウルにクスクスと同量の熱湯(またはコンソメスープ)、オリーブオイル小さじ1、塩少々を入れて軽く混ぜ、ラップをして約5分蒸らすだけです。仕上げにフォークで空気を含ませるように全体をほぐせば、ふんわりとした食感に仕上がります。市販のトマト煮込みやカレーにハリッサを加え、戻したクスクスと和えるだけでも、手軽に本格チュニジアの雰囲気を楽しめます。