耳の穴ニキビはなぜ痛い?放置するリスクと専門医が教える治し方

耳の穴ニキビはなぜ痛い?放置するリスクと専門医が教える治し方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

耳の穴(外耳道)は、顔や背中などの一般的な皮膚とは大きく異なる構造を持っている。皮膚の厚さはわずか数百ミクロン程度しかなく、皮下脂肪層がほとんど存在しない。そのため、微小な皮脂詰まりやアクネ菌の増殖によって炎症が起きると、膨らんだ組織が逃げる場所がなく、周囲の神経をダイレクトに圧迫する。これが、顔にできるニキビとは比較にならないほどの激痛を生む根本的な理由だ。

さらに、毛穴の根本にあたる毛包に細菌が侵入して起きる毛嚢炎も、耳の穴で多発するトラブルのひとつである。耳掃除の際に竹製や金属製の耳かきで外耳道を傷つけてしまったり、爪を立てて引っ掻いたりすることで微細な創傷が生じ、そこから常在菌が侵入する。日本皮膚科学会の診療ガイドライン等でも指摘されている通り、小さな傷口から生じた炎症が耳道の狭い空間で鬱血を起こすことが、耐えがたい痛みの主因となっている。

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