東京メトロの盲点:半蔵門線アスベスト問題が波紋、2026年改修現場で露呈した「昭和の遺産」と安全対策の全貌

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半蔵門線は、1978年の渋谷—青山一丁目間の開業を皮切りに順次延伸されてきた歴史を持つ。当時は防火性や断熱性に優れた吹き付けアスベストが建築資材として広く使用されていた時代だ。今回の改修工事で問題となったのは、防音パネルや空調ダクトの背後に隠れていた旧耐火被覆材である。

長年の振動や湿気によって劣化が進んでいた可能性が指摘されており、解体作業に伴う衝撃で粉じんが周囲に流出するリスクが顕在化した。これまで定期的に実施されてきた点検作業をすり抜けていた格好となり、地下構造物特有の隠蔽部分における調査手法の限界が浮き彫りになっている。

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