初期手書きイラスト展で探る!ウッディ誕生秘話とピクサー原点
作品の監督を務めたジョン・ラセターをはじめとする初期クリエイターたちのデスクには、いつも積み上げられたスケッチブックがあった。彼らはアイデアが浮かぶたびに即座にペンを握り、コマ送りの絵コンテを手描きで何千枚も描き上げた。
アイデア会議では、壁一面に貼り付けられた手書きイラストをポインターで指しながら、セリフや動きを身振り手振りで演じてみせたという。CGという未知の領域へ踏み出す不安と興奮が入り混じった当時の空気感は、保存された紙の端に記された殴り書きのメモや落書きからも生々しく伝わってくる。効率化が叫ばれる現代において、この手作業の熱量こそが観客の心を動かす本質であることを改めて思い出させてくれる。