『となりのトトロ』まっくろくろすけの正体とは?ジブリ作品の裏設定
宮崎駿監督が創り出すアニメーション映画には、目に見えない自然の気配や、古い道具に宿る命を感じ取る日本独特の感が息づいている。徳間書店が企画・制作を支えた時代から、ジブリは数々のファンタジー映画を世に送り出してきた。
まっくろくろすけもまた、文明の発達とともに現代人が見落としがちになった「気配」を視覚化する試みだった。メイが壁の隙間に手を突っ込んで捕まえようとするシーンは、幼少期に誰もが感じる「暗がりへの好奇心と恐怖」を鮮やかに表現している。