初代藩主・森忠政の野望に迫る!津山城下町歴史館の未公開秘話

初代藩主・森忠政の野望に迫る!津山城下町歴史館の未公開秘話に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

慶長9年(1604年)、美作一国18万6000石を与えられて入封した森忠政は、即座に大規模な城郭建設と町割りへ着手した。吉井川とその支流を天然の堀として活用しつつ、家臣団の屋敷地や商人・職人の居住区を厳格に配置。一見すると平穏な商いの場に見える路地も、敵の侵攻を遅らせる食い違い郭(くるわ)や屈折した辻が随所に配されている。

当時の記録を紐解くと、この地が単なる行政拠点ではなく、西国武士の動向を監視する巨大な軍事要塞として設計された実態が見えてくる。町家が連なる表通りの裏側に隠された抜け道や、非常時に兵を隠密に移動させるための細道など、戦国の残影を残す都市構造は現代の街並みにもくっきりと刻まれている。

関連記事