覇権を掴むのはどこだ?プロ注目新星と頂上決戦の戦術を徹底解剖
春の関東大学バスケットボール選手権大会で露呈した課題を、各チームは夏場の鍛錬でいかに修正してきたか。その答え合わせの場が秋の関東大学バスケットボールリーグ戦だ。春のトーナメントが一発勝負の爆発力を求めるのに対し、約2ヶ月半に及ぶリーグ戦は総合力と選手層の厚さがシビアに問われる。
戦術面で際立つのは、ピック&ロールに対するディフェンス戦術の多様化だ。従来のドロップカバレッジだけでなく、ハンドラーに強烈なプレッシャーをかけるブリッツや、ミスマッチを恐れずに仕掛けるオールスイッチなど、対戦相手のストロングポイントを削るアジャストが試合ごとに施される。
一般社団法人関東大学バスケットボール連盟に所属するチームのスカウティング精度は年々高度化しており、主力選手の癖やセットプレーのコールサインは完全に丸裸にされる。その包囲網を個の打開力で打ち破るのか、それともセカンドユニットを含めたチーム力で凌駕するのか。ベンチの采配スピードが、勝敗の分水嶺となる。