枠組みを壊す表現力、井手上漠が切り拓く新境地と知られざる素顔
カメラのシャッターが止まり、スタジオの照明が落とされた瞬間に見せる素顔は、驚くほど飾り気のない20代の青年のそれだ。好物は故郷・隠岐の島の素朴な海の幸であり、休日はお気に入りの音楽を聴きながら長時間のスキンケアに没頭する。ストイックでありながら、他者に対してはどこまでも寛容。そのバランス感覚こそが、熱狂的なファンを惹きつけてやまない最大の要因だろう。
自身の性自認や表現方法について、時に世間は分かりやすいラベルを貼りたがる。しかし井手上漠は、そのすべてを微笑みとともに受け流す。「私は私」という極めてシンプルな真理を背負い、表現の最前線を軽やかに更新し続けるその姿は、私たちがまだ見ぬ自由な表現の地平を確かに照らし出している。 (出典: いで が み ばく(Yahoo!ニュース))
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