杜の都が誇る定禅寺通りの大変貌!再開発の全貌と最新の歩き方
この大通りのルーツを紐解くと、伊達政宗が仙台城下町を築いた草創期にまで行き着く。かつて北西の鬼門を守護するために建立された寺院「定禅寺」の名を冠したこの道は、戦後の復興期を経て緑豊かな大通りへと姿を変えた。そして現在、官民一体で推進されている「定禅寺通エリアマネジメント計画」によって、歴史的な街並みは次なるステージへと舵を切っている。
現場を歩けば、車線の一部を歩行者空間へと段階的にシフトさせる先進的な「都市計画・景観デザイン」の実験が各所で確認できる。広げられたテラスには地元産木材を使ったベンチが配され、かつてアスファルトに遮断されていた中央緑道と沿道の店舗がシームレスにつながり始めた。単なる道路空間の美装化ではない。人が立ち止まり、語らい、滞在するための居場所づくりが、杜の都の真ん中で着実に形作られている。