自衛隊銃乱射の真実:流出ツイッターの疑惑と不可解な犯行全貌
日野基本射撃場発砲事件の現場となった屋内射撃場は、外部の視線を完全に遮断した軍事訓練施設特有の冷徹なコンクリート空間だった。第10師団に所属する自衛官候補生たちが受けていたのは、実弾を用いた射撃検定。手渡された89式5.56mm小銃に実弾が装填された瞬間、惨劇の引き金は引かれた。
弾薬を受け取った直後の少年は、射撃位置に着く命令を無視。背後を振り返るや否や、弾薬管理を担当していた指導官らに向けて銃口を水平に向け、躊躇なく発砲した。訓練場内に響き渡る轟音と硝煙。標的となった隊員2名が胸や脇腹を撃ち抜かれて絶命し、もう1名が重傷を負うという、平時における自衛隊施設内では類を見ない殺傷劇であった。
周囲にいた他の隊員たちによってその場で組み伏せられ、現行犯逮捕された少年。その表情には取り乱す様子もなく、奇妙な静けさが漂っていたと目撃者は証言している。