株主総会を揺るがす闇の実態!企業を喰らう総会屋の手口と防衛策

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かつての日本の株主総会は、異様な光景が当たり前のように繰り広げられていた。開会宣言からわずか十数分、役員人事案や決算報告に対し、壇下の最前列に陣取った強面の一団が「異議なし!」「賛成!」と怒号のような声を張り上げる。一般株主が質問しようものなら、威圧的な野次で封じ込め、拍手だけで強引に幕を閉じる。いわゆる「シャンシャン総会」である。

背後にあったのは、企業の総務部と裏社会の癒着だ。企業はスキャンダルをもみ消すため、あるいは総会を無風で乗り切るために、巨額の現金を「賛助金」や「情報誌の購読料」という名目で総会屋へ流し続けた。金を出せば守り神になり、金を渋れば凶暴な告発者へと豹変する。この歪んだ共存関係が、日本企業の自浄作用を何十年にもわたって麻痺させていた。

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