昭和から平成、そして令和へ——わずか69日で去った宰相が現代の政治不信に投げかける「報道と倫理」の爪痕

昭和から平成、そして令和へ——わずか69日で去った宰相が現代の政治不信に投げかける「報道と倫理」の爪痕に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

報道に追い打ちをかけたのが、導入されたばかりの消費税(当時3%)に対する強烈な国民的反発だった。農地改革への不満も重なり、地方の自民党支持層が急速に離反していく。さらに告発記事に端を発した「指3本」の金銭的取引を巡る噂や発言が尾を引いた。

1989年7月の第15回参議院議員通常選挙。「マドンナ旋風」を巻き起こした社会党の土井たか子委員長率いる野党陣営に対し、自民党は歴史的な大敗を喫した。自民党が参議院で過半数を割り込んだのは、結党以来初めての惨事だった。開票夜、宇野は「明鏡止水の心境で全責任を負う」と言い残し、退陣を表明する。

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