長谷川京子の官能美を解剖!金魚妻と写真集で見せた表現の境地
映像作品と並び、彼女の官能的表現の金字塔として語り継がれているのが、集英社から刊行された写真集『Just as a flower』である。40歳という人生の節目に世へ放たれたこの一冊は、それまでの芸能界の写真集の文法を根底から覆すものだった。
完璧に整えられた修正美ではなく、筋力としなやかさを備えたリアルな大人の肉体。素肌に羽織ったドレスの隙間から覗くデコルテや、無駄を削ぎ落としたヒップライン。そこには、年齢を重ねることを恐れず、むしろそれを自らの武器へと昇華させた表現者の誇りが満ちていた。女性写真家との濃密なセッションによって引き出された無防備な表情は、芸術的なヌード表現として今なお高い評価を得ている。