欲しい物が全て手に入る?黄金鳥居のほしいも神社が示す開運の真髄
なぜこれほどまでに人を惹きつけるのか。その秘密は、計算し尽くされたデザインの力にある。全体の空間設計とアートディレクションを手がけたのは、日本を代表するグラフィックデザイナーの佐藤卓氏だ。「明治おいしい牛乳」や「ロッテキシリトールガム」など数々の名作を世に送り出してきた巨匠が、神社のブランディングという異色の領域に挑んだ。
佐藤氏が落とし込んだのは、干し芋の素朴な美しさと黄金の崇高さを掛け合わせた唯一無二の世界観だ。境内の案内板から手水舎のピクトグラム、お守りに至るまで、無駄を削ぎ落とした洗練されたフォントと意匠が貫かれている。奇抜なネーミングに甘えることなく、本格的な美意識で空間を包み込む。この妥協なきクリエイティブこそが、若者からシニア層までを唸らせる説得力の源泉だ。