伝説の歌姫・山口百恵の現在と年齢|引退から紡いだ静かな私生活
1973年、オーディション番組『スター誕生!』をきっかけに、大手芸能事務所ホリプロからシングル『としごろ』でデビューを果たした。当時まだ14歳。あどけなさを残す少女は、プロデューサーや作詞・作曲家たちの想像を遥かに超えるスピードで表現者としての覚醒を遂げていく。
阿久悠から宇崎竜童・阿木燿子夫妻へのバトンタッチ、そして千家和也や都倉俊一らによる楽曲提供。彼女の放つ陰影とリアリティは、従来の「作られた清純派アイドル」の枠組みを根底から打ち破った。少女から大人の女性への変貌をリアルタイムで提示したそのセルフプロデュース的才能は、日本の音楽産業そのもののパラダイムシフトを引き起こしたと言っても過言ではない。
わずか7年半という極めて短い活動期間に残したヒット曲は数知れず。レコードの総売上やチャート記録以上に、一曲ごとに異なる女性像を憑依させる圧倒的な歌唱力と存在感が、日本中を虜にした。