伝説の扉を開く!新宿二丁目「九州男」の最新ルールと熱狂の正体
毎年春に開催される東京レインボープライドの熱気や、アジア最大級のクィア映画祭であるレインボー・リール東京の広がりとともに、新宿二丁目が世界から集める注目度は飛躍的に跳ね上がった。かつてのローカルな避難所は、いまや国際的なLGBTQ+ツーリズムの最重要拠点へと位置づけ直されている。
海外からの旅行者がスマートフォンを片手に路地を巡る光景は日常となったが、九州男のような伝統的スポットは、観光消費の対象として消費し尽くされないための絶妙なバランス感覚を保っている。門戸を完全に閉ざすわけでもなく、かといって無節操に開くこともない。コアなコミュニティを守りながら異文化を受け入れるその距離感こそが、店の品格を保つ防波堤となっている。