伝説コントの原点!ドリフの早口ことばとソウル音源の驚愕秘話
この名作ネタを語る上で欠かせないのが、バックで流れていたグルーヴィーなサウンドのルーツだ。実は「ドリフの早口ことば」の下敷きとなったのは、1970年代のアメリカで流行していた本場のソウルミュージックやファンク、ディスコサウンドである。いかりや長介をはじめとするザ・ドリフターズのメンバーは、もともと本格的なミュージシャンとしてキャリアをスタートさせていた。
彼らがベースに選んだのは、ウィルソン・ピケットの『Don't Knock My Love』やシュガーヒル・ギャングのリフレインだった。黒人音楽の重厚なベースラインとカッティングギターのカットインに、日本語の伝統的な早口言葉を融合させるという斬新なアイディア。音楽的センスと本格的なソウルミュージックへの敬意があったからこそ、何十年経っても色あせないグルーヴ感が生まれたのだ。