元テレ東の福田典子アナ、父親の人物像と独立決断を支えた家族秘話
2016年、彼女のキャリアを大きく揺るがす転機が訪れる。RKB毎日放送を退社し、テレビ東京の中途採用試験を経て同局のアナウンサーとして入社したのだ。地方局からキー局へのキャリアアップ移籍は、当時の放送業界でも極めて珍しい事例だった。
入社直後、彼女に託されたのは看板バラエティ番組『モヤモヤさまぁ〜ず2』の3代目アシスタントという重責だった。大江麻理子、狩野恵里という強烈な個性を持つ先輩たちの後任。プレッシャーは想像を絶するものだったに違いない。顎の骨折という不慮のアクシデントに見舞われながらも、包帯姿で笑顔を見せ、さまぁ〜ずの二人や視聴者の心を掴んだタフネスさは語り草となっている。
この大勝負の移籍に際しても、父親は一切反対することなく、「自分の選んだ場所で全力で勝負してこい」と力強く送り出した。プレッシャーに押しつぶされそうな時、父の飾り気のない励ましがどれほど彼女の心の支えになったかは想像に難くない。