元バレー代表・益子直美が切り拓く指導の変革とメディア出演の今
引退後の彼女の視野を劇的に広げた要素の一つが、夫でありプロロードレーサーとして活躍した山本雅道氏の存在だ。種目は違えど、厳しいプロの世界を生き抜いてきた二人は、互いのスポーツ観をぶつけ合い、共有し合ってきた。
自転車競技の過酷さと、その中に息づく個を尊重する文化。異なる競技の現場を間近で見つめることで、バレーボールという枠組みにとらわれない柔軟な思考が培われた。二人のパートナーシップは、スポーツの多様な楽しみ方を社会へ提示するうえで、かけがえのない土台となっている。