宇多田ヒカルの歴代夫と破局の真相|天才歌姫が辿り着いた愛の形
2002年、日本中が息を呑んだ。当時19歳、時代の頂点に立っていた宇多田ヒカルが選んだ最初の伴侶は、15歳年上の写真家・映画監督の紀里谷和明だった。『traveling』や『SAKURAドロップス』などの伝説的なミュージックビデオを手掛け、彼女のビジュアル世界を拡張した立役者でもある。ふたりは互いの感性を激しく刺激し合う運命共同体に見えた。
だが、若すぎた天才同士の結婚生活は5年で幕を閉じる。クリエイターとしての共鳴が強すぎたがゆえの孤独やすれ違い。後年のインタビューでも語られたように、そこには憎しみによる決裂ではなく、「お互いが自分らしく生きるための選択」という切なくも前向きな別れがあった。紀里谷和明との日々は、彼女の表現者としての骨格をより強固なものにしたと言える。